本のこと、はしること、山形県のこと。

本と本屋さんのことを中心に書こうと思ってます。走るのが好きです。山形県出身です。内容をちょっとづつ調整していってます。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

きりのなかのランニング

昨夜は久しぶりに走った。 ビーサンで。霧雨の中。 視界がぼやけてた。河川敷の走り慣れた道も、不気味だった。 霧の中からはりねずみが出てきたら、ビーサンで露出した足はひどい目にあうだろう。 血だらけで帰宅したら、妻がなんていうか。 いやー、ちょっ…

青山のスパイラルで行われている、Nature Creation を観てきた

青山へ行きました。小粋に、颯爽と。 スパイラルで開催中のNature Creation を観てきた。多くのクリエーターが参加しているけど、僕のオススメはsuzukirieさん。 山形県出身の刺繍作家。 刺繍糸を使用してドローイングを描いている作品は、女の子の繊細さと…

Vacantとモテ期到来

最近、すごいモテ期が来た。 毎日、お誘いの連絡が絶えない。 夜のお誘いや融資の話がメールで1日100通は来る。いつ、どこでこんなに有名になったのかわからないけど、果ては35億円を振り込みたいという奇抜な人まで現れた。モテ期、恐るべし。 10代の高校生…

東武東上線、本屋ツアー

最近は仕事の業務報告ばかり。本屋へ行って、わーってテンション上がって、さあ、ブログだー、って思う。んで、今日は、、、と回想。本屋さん行って楽しかったなーっつう話になり、結局、業務報告になる。1日の大半が仕事で縛られてるのに、仕事のブログ書い…

三歳の記憶

今週のお題「一番古い記憶」祖父はまだ生きていたころ、三歳の記憶。いや、四歳だったかもしれない。 その日は、曇っていた。秋口だったように思う。田舎だったから、家の窓という窓は開け放たれて、涼しい風が家中に流れていた。 二階に階段で上がると、一…

かもめのジョナサンでランチしようよ

神楽坂へやってきた。神楽坂駅から地上に出ると、すぐにかもめブックスという本屋さんがある。昔は文鳥堂さんという本屋だった。 文鳥はやがてかもめになるんだな。 ちなみに、現在駒鳥が来鳥されている。 かもめブックス|神楽坂|本屋 かもめブックス社長…

イラストレーションを書くなら、『イラストレーション』を買おう。

季刊イラストレーションの編集部へお邪魔してきました。 担当の方はすごい二枚目でした。引け目を感じます。元々隔月で出されていた『イラストレーション』は、情報を集めるというより、特集記事を厚くする編集スタイルに変え、季刊にされたそうです。 お見…

青山ブックセンター本店で、「モノクロ絵の世界」の展示、設置しました

白と黒の世界。 果てと果ての表現。 モノクロで書かれたイラスト、アートなどの作品を集めた『モノクロ絵の世界』の発売に際して、青山ブックセンター本店で展示をします。昨日はその設置をしてきた。 寸法を間違えて、予定より大幅に遅れてしまった。まいっ…

池袋本屋紀行その1(たぶん2もある)

本屋が好きだ。 仕事柄、本屋へたくさん行く。 池袋の本屋をぐるっと回る。本屋散策にお使いください。ジュンク堂書店池袋本店今、レイアウトを変えている。 蔵書は日本最大クラス。品揃えがもっとう。書店員さんがかわいいから、ちょくちょく営業へ行く。 …

呑み鉄本線 フラワー長井線

BSで、六角精児の呑み鉄本線という番組をしていた。 故郷を走るフラワー長井線だった。 赤湯駅から荒砥までの区間を乗った。六角精児が今泉駅で米坂線と並ぶフラワー長井線を眺めている場面からその番組を見た。懐かしかった。小学生の頃だろう。 少林寺拳法…

二子玉川の花火を見てきた

昼間に花火をあげたら、どうなんだろう。 光が光を飲み込むから、花火の鮮やかさがぼやけちゃうんだろう。でも残った色が、青い空に映ったら、 いつもと違うと思う。 想像するだけで、花火の印象が変わる。鮮やかな色が、儚い色に変わる。 朧げで、どこから…

日本語で書かれた本を、日本人ではないお客さんへ

フランクフルトブックフェアへ行ったのは、もう4年も経つのか。 一生海外へ行くことはないだろうと思ってた。パスポートも持ってなかったし、飛行機も2回くらいしか乗ったことはなかった。英語はハローの綴りが書けないし、ドイツのことで興味があるのは、バ…

ヨドバカメラはインターフェースを超える

ヨドバカメラはAmazonに対抗する。 Amazonは店舗を持たない。店舗を持たないゆえに、店舗を運営する資金が必要ない。その分、サービスを充実させる。ただ、Amazonの買い物はインターフェースだけで終始する。視覚だけの情報で消費する。 Amazonがインターフ…

本を売る口実を考えてみる。

本日は、日本出版社販売株式会社へ行く。 いわゆる、取次。卸問屋。又吉直樹先生の大ヒットのおかげで、出版業界は久々に良いニュースが駆け巡る。売上絶好調らしい。でも又吉のは文芸書でしょ?うちは専門書だから、そんなの関係ねー、と、叫び声があがりそ…

美術手帖を愛読してる人たちと仲良しになりたい。

美術手帖の編集部へお邪魔してきました。今年の2月くらいだっただろうか。民事再生を申請して、驚いたのは。すぐにスポーサーも見つかり、安心したのだけど、手を挙げたのがCCCだったこともあり、また驚いた。新しい住所のオフィスはちょっと小さくなったの…

対、満員電車戦の前夜

本日も満員電車。朝も夜も満員電車に揺られる。日常を豊かに、っていう人たちの素敵な言葉、分かるよ、分かる。たださ、でもさ、日々繰り返される満員電車に対抗できるキラキラワードって朝目覚めて見つけられるほど、人生がキラキラ輝いてるのはごく僅かだ…

夏が過ぎ、かぜあざみ、誰の憧れにさまよってるんだろう。

お盆が明けると、嘘みたいに涼しい。まもなく、雨が降るらしい。台風が来るらしい。仕事は順調なのに、本が読めない。小説を読んでないからかな。頭に入らない。感じることや考えることが、スイッチを押すみたいになってるのかもしれない。なんだろうな、こ…

ブルー、ブルー、ブルー

仕事初めに雨が降るとは、空もいい度胸してる。お盆までなんとかもってくれた、と思うべきなのかもしれない。お盆過ぎたし、雨でも降らすか、っていう感じなんだろうか。カラカラに乾いてたから、恵みの雨ですね。昔、『月曜日はいつもブルー』っていう本を…

届いたブドウを噛み締て、米沢盆地へ帰省する

法事で帰省をした。坊さんを呼び、お経をあげてもらう。墓参りへ行き、食事をする。葬式と違い、法事は祭り事だという。多くの人間が集まり、騒ぐことが大切なのだ、と坊さんが説かれる。騒ぐなら、子供達。我が家は一人しかいないが、姉の一家は六人の子供…

山形からぶどうが届いた。

山形からぶどうが届いた。山形は盆地が多い。夏は暑く、冬は寒い。冬は雪が降り、山々を覆い尽くす。雪は、土地も生命も眠らせる。春に、雪が溶ける。雪解け水には豊富な養分が含まれている。水は、山の地下を通り、扇状地に湧き出る。山の斜面は水はけが良…

蔵王トレイルランに出場したら、ブヨに刺されまくった

山へ走りに行った。朝、4時に起きて車を運転する。国道113号線を東に向かう。宮城県七ヶ宿町で、北へ曲がり、蔵王へ行った。35Km。累積標高2700メートル。中級者クラスのトレイルランらしい。山を走るのは初心者で、装備が手薄だった。残り7キロくらいだろう…

夏の日の思い出、少年少女負けるもんか!

今週のお題「読書の夏」夏は、書を捨てよ、山へ出よ、です。海でもいいと思う。山や海へ行かないと、非リア充として中二病に感染し、永遠に患う恐れがある。今すぐ、隣の席のクラスのアイドルに話しかけて、デートに誘うべきだ。断られたら、隣のクラスのア…

カロリーメイトとtotoと月桂冠月のCMが好き。

秀逸なCMってずっと頭に残ってる。小説は売れても100万部。又吉でさえ、200万部。CMは、見てる人の桁が一つ違う。満島ひかりさんが浪漫飛行とか、ファイト歌って、バン!「とどけ、熱量」カロリーメイト。熱量仲間。これ好き。若い人たちへ見せかけて、あのC…

愛欲の池袋で、真夏の祭典の予兆を思う

朝は電車で本を読む。今読んでるのは、『雪』。全然、のめり込めないのは、連日続く酷暑のせいだろうか、単に集中力がないからだろうか。少しでも涼しくなりたいと選んだ一冊は、ちょっと無理があったな。雪 (岩波文庫)作者: 中谷宇吉郎出版社/メーカー: 岩…

会社を休んで、ボケーとする

息子に熱が出て、会社を休んだ。びっくりするほど、何もしなかった。熱が出てるとはいえ、元気な息子と一緒だと、本を読むこともできない。せめて、本を読んだつもりで、ブックレビューの本を眺めてた。東京は4日連続の真夏日らしい。プール行きたい。水着ギ…

冷や飯を食わされる日々

今週のお題「夏の食事」小さい頃、おばあちゃんが作ってくれた料理に冷や飯があった。冷や飯って普通、出汁とか入れるのかな?どうなんだろう。うちは、氷水にご飯を入れてただけ。あっついがらこれけ、と言っておばあちゃんがよく作ってくれたのだが、あん…

新しい本屋さんNADiff DU chamy

銀座のソニービル6階にアート系の本屋さんが出来た。本の並べ方は、荒野、構成、蒐集、記憶、など今までにあまりない作り方をしている。イメージの表現までに必要なプロセスを記しているかのような、棚の並べ方、本の並べ方だった。さすが、NADiffだなあと思…

夏の暑い日に走ってみた

クソみたいな暑さです。暑いの好きだけど、クソだなって思う暑さ。来週、山さ走りさ行くんだげど、暑くて距離ば稼げね。山ば走れっけがねー、と心配している。とりあえず、5キロ走って太陽なんか死ねばいいのに、と日々の恩恵を忘れて悪態ついた。なんとか10…

友人に勧められて読んだけど、僕の感性が足りず、イマイチだった本を5冊紹介します

大好きな友人たちがいる。一緒に走り、インターハイを目指した友人。大学時代の大人でも子供でもない不安定な時期を共にした友人。毎年の予算達成に向けて励む職場の同僚。尊敬する書店員さん。彼らのセンスも生き方も大好きなのに、共感し得なかった本が幾…