本のこと、はしること、山形県のこと。

本と本屋さんのことを中心に書こうと思ってます。走るのが好きです。山形県出身です。内容をちょっとづつ調整していってます。

6次元と『ポアンカレ予想』

6次元へ山形ナイトのイベントに行った


山形に関係する人がたくさんいた。
多くは庄内地方の方で、僕はぼんやりと池田久美子のことを思い出していた。池田久美子山形県酒田市出身の陸上選手だった。

彼女はすでに引退した。

僕は山形県米沢市で陸上部をしていた。先輩には山形県米沢市出身の全国トップクラスの陸上選手がいた。彼は、高校卒業後、大学へ行かず、陸上部のある企業へも行かなかった。
高畠町でワインを作っている。

彼はまだ走っているみたいだ。
県の陸上記録会に名前が載っている。

同じ山形県で、同じ陸上部で、同じ程度インターハイで記録を残した、彼女と彼は、一筆書きで繋がるのだろうか。

6次元っていう名前が、僕の脳みそを混沌とさせる。前に読んだ『ポアンカレ予想』のことを思い出す。
ケーニヒスベルクの7つの橋。それを一筆書きで繋ぐには、もう一つ次元を足さなければならない。

6次元なら、いたるところ縦横無尽だな、と思う。
かつて、僕が大好きだった初恋の女の子や、眺めるだけだった、高校時代のスタンドから声援を送るかわいい女の子にも、柴咲コウ宝生舞にも、僕は手軽に出会い、手をつなぐことができるかもしれない。

6次元なら、それくらいお手の物さ。

ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者

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