ビールを飲みに出かける - 本のこと、はしること、山形県のこと。

暑い日が続く。

晴れると、ビールを飲みたくなる。

晴れた空を見た会社の同僚が、ビールを飲もうと連絡をくれた。

ビールを飲むのに理由はいらない。晴れたら飲んだらいい。雨が降ったら飲んだらいい。二つ返事で飲もうと応えた。

日中は暑かった。

湿気が空に漂い、風が強く吹いた。スカートの裾を抑えた女性が駅の改札から小走りに通り過ぎる。

その姿を目で追いながら、アポイントの時間を待つ。

待ちながら。細長く伸びた雲の影を追っていた。

炭酸飲料が飲めない。ビールの清涼感が夏の日には一番嬉しい。早くビールが飲みたいと思った。

8時過ぎ、ビールを飲みに出かける。

クラフトビールの店が代官山に出来たらしい。いろいろ思うのに、酔うとどうでもよくなる。お酒を冷静に語れる人を信じない、という決意だけを持つ。

違う、違うんだ、本当はビールからもっと深い話をしたいんだ、と思うけど、もう眠いのだ。

おやすみ、チョコレートディスコ。

今日のビールによくあう、フレーズ。