海の日なんで、なにしよう
梅雨が明けて、良い天気になった。
朝、いつも通り、息子と公園へ遊びに行く。
砂場で穴を掘って水を流して遊ぶ。
砂だらけになった息子の手足を洗い流して、家へ帰る。
夕飯の買い出しに家族で出かける。
海の日だった、と思い出したのは、18時過ぎ。もう、海の気配は、日没とともに消え去りそうで、ほのかに明日の会社のことが脳裏に浮かび始めている。
とりあえず、海の日っぽいことをしたいと思い、ビーチサンダルを履いてランニングに出かけた。
まあ、ネタになればいいや、くらいの軽い気持ちだったが、走ってみると考えさせられることが多く、驚いた。
陸上部時代は速く走ることを良しとされた。大学時代は競技から身を引いて、単独のウルトラマラソンをしていた。最長約200Km走った。
上京してから走るのをやめた時期があり、5年前に再びはじめた。再開した時、5Kmも走るのがやっとだった。
今日、ビーチサンダルで走ると、5年前、なにが起きていたのか、恐ろしいほどよく分かった。明らかに筋肉の使い方が違う。
ようやく、フルマラソンやそれ以上走れるようになった体の構造は以前よりもローコストで走るようなバランスを作り上げていた。
つま先で土を噛み、そこを返すようにして、より効率的にストライドを伸ばせるような走り方を以前はしていた。だから、スピードが出た。
今は、足を地面に運ぶだけで、各筋肉は極力使われない。足を交互に運ぶので、体全体のバランスを保つことで、その動きはより効率的になる。
ビーチサンダルで走ると、バランスがよくなる。足を運ぶ動作がとてもスムーズになる。なぜなら、つま先で土を蹴れなくなるから。ペタペタしていて、土を噛めない。
ネタのつもりが、とても充実したランニングになった。
ワラーチ流行るの無理ない、と思った。
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