本のこと、はしること、山形県のこと。

本と本屋さんのことを中心に書こうと思ってます。走るのが好きです。山形県出身です。内容をちょっとづつ調整していってます。

山形から帰る、日曜日の夜

やっと、ここまで来た。
山形での日曜日。

現代っ子の誇り、iPhoneを失った週末、過度に充実した週末。
追いつくようにブログを書いて来た。

そして、もはや、何がオススメかもわからないまま、坦々と書き綴った。
いや、出会うも全てが素晴らしく感じると、オススメが日常に溶けてしまって目立たない。目立たないくなったものを拾い上げようともせず、書き綴った。

そして、日曜日、、、。
目的だったBOOK BOOK OKITAMAのイベントに参加をしてきた。


高校時代、本と無縁の生活をしていた。走ってばかりいたあの頃、たまたま出会った本に衝撃を受けて、同じ著者の代表作を探した。
サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』。地元の本屋では、タイトルと違い、全く捕まえることのできなかった。『ライ麦畑でつかまえて』は、よく分からない古本屋で見つけて買った。あの日の喜びは忘れない。

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)



それから15年近くたって、本のイベントが地元で開催される。今年で2回目らしい。
イベントは森岡書店の森岡さんに来てもらい、自己紹介と一緒に質問を投げるということになった。


なんか、すげーなー、いいなーと思った。嫉妬もする。山形でも素敵なことできるんだよって見せつけられている。

また、会いにいきます。

いま、会いにゆきます

いま、会いにゆきます


そう言って、実家に帰る。
家に着くと、山形の家はもう僕の家ではなく、夜になったら神奈川の家に帰るのだなあと思った。
いつもなら、帰りたくないと思うのだが、妻と子供に会いたくなって、すぐに帰りたくなる。
なんか、ね。人って変わるんだなあと思う。

山形にはいないけど、心の半分は置賜にあるよーって、叫びたい。
いや、