はじめてであう、本
高校時代は陸上部だった。
高校三年の春か、高校2年の冬、インフルエンザにかかった。
一日中、寝床にいるのがつらかった。走りに出かけたかった。
暇をもてあまして、小学生の頃に買った集英社文庫をどこからか引っ張り出して読んだ。
今まで読書をしたことなど、ほとんどなかった。
ページに吸い込まれそうなほど、読んだ。
その本は、サリンジャーの『九つの物語』。野崎孝や村上春樹は『ナイン・ストーリーズ』と訳している。
昨日から息子が水疱瘡で保育園を休んだ。
いつも外で遊んでばかりいる息子と一緒に、家の中で本を読んだ。
安野光雅の『はじめてであうすうがくの絵本』。
じゅんばん、の章でなかなかうまく前に進めなくなった。
遺伝はあるのだなあ、と思って見ていた。
答えを知りたいがあまり、問いを飛ばしてしまったり、自分勝手に解釈してしまい、正しい答えに導けなくなる。
息子を見ながら、日々の自分に反省をする。
明日の深夜バスで山形へ帰る。
BOOK BOOK OKITAMA が始まる。
その前に、山を走る。目標は、旧万世大路。
板谷峠を越えると、おそらく40k程度の道程。
夜には同級生と飲むので、やや不安。
時間的にたどり着けるかどうか・・・。
まあ、大丈夫だろう。
あの辺りは熊も出るだろうから、それだけは気をつけよう。
クマにあったらどうするか: アイヌ民族最後の狩人 姉崎等 (ちくま文庫)
- 作者: 姉崎等,片山龍峯
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/03/10
- メディア: 文庫
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