雨があがった渋谷の街に、傘を置いてきてしまった。
久々に雨が降っている。
傘が嫌いで、少しでも雨が弱くなると、すぐにどこかへ傘を置いてきてしまう。
傘を好きになるには、どうしたらいいんだろう。
NADiff mordenへ行った。
倉橋由美子さんの展示をされていた。直筆の原稿も飾られていた。
倉橋由美子さんのことは、知らなかった。入店して目の前に本が置かれていた。そこで初めて知った。
江藤淳はそれにしてもよく揉める。
『聖少女』が代名詞のようだけど、近親相姦の話で、最初に読むにはオススメしない、と本屋さんに教えてもらった。
まずは、ここからですね、と『大人のための残酷童話』を勧めてもらう。
- 作者: 倉橋由美子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1984/04
- メディア: ハードカバー
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いつ行ってもやさしい、きれいな書店員の方々に会える。ついつい財布の紐が緩くなる。
絵本もオススメされたが、ぐっとこらえる。家族が居るからね。財布の紐を締めないと。
傘を忘れてしまったことを思い出す。コンビニに忘れちゃいました、と話すと、奥からビニール傘を頂いた。汚いけど、使ってください、と。